安東氏発祥の地・藤崎。藤崎町は、津軽地方の中でも歴史の深い町です。安東氏にまつわる史跡のほか、唐糸御前史跡公園、堰神社などには、さまざまな伝説が残されています。また、町内に数多く存在する神社仏閣の狛犬を見て回る楽しさも。
藤崎城は安東氏をおこした高星丸(たかあきまる)が築いた城で、現在は堀跡や土塁跡などのわずかな遺構が残っています。
鎌倉時代の「北条時頼の回国伝説」にまつわる「唐糸御前の伝説」を今に伝える史跡公園です。
江戸時代には鷹狩用の鷹は幕府要人に献上しており、鷹を捕らえるための場所として保護されていた場所です。
1938年(昭和13年)4月に「農林省園芸試験場東北支場」が開場。「ふじ」の育成を行い、大きな成果を残しました。
鹿嶋神社と並んで藤崎地方を代表する神社として人々から崇敬を集め、地域の人たちのよりどころとなりました。
藤崎八幡宮と並ぶ藤崎地方を代表する神社で、境内には名大関 大ノ里の顕彰碑や相撲場があります。
堰根(せきこん・川の水位を上げるための留め切り)完成のため「人柱」となった堰八太郎左衛門安高を祀る神社です。
徳下八幡宮は1653 年に村中によって建立。境内には樹齢500年以上の「イチイ(おんこ)の古木」があります。
溝城氏の巨館といわれている沼沢地を利用した平城跡。現在は溝跡や、高台のりんご園にある館跡が確認できます。
昔、十川端村という村があり、そこが福島の発祥の地ではないかといわれています。
1886年に藤崎村に最初に牧師が派遣され、その活動は藤崎の教育や産業に大きな影響を残しました。
沼の水が赤く濁れば異変がおこると言われ、民間信仰の対象とされていました。