1938年(昭和13年)4月に藤崎町に「農林省園芸試験場東北支場」が開場されました。約18.5ヘクタールの広大な場所です。寒冷地の園芸作物の試験研究を行い、数々の成果を生み出しました。その1つがりんご「ふじ」の育成です。この名は藤崎町の地名と名峰富士山にあやかっています。
1962年(昭和37年)、盛岡市の国立試験場に移転し「園芸試験場盛岡支場」に統合されました。現在、跡地には弘前大学藤崎農場、県立弘前実業高等学校藤崎校舎(旧藤崎園芸高等学校)、藤崎町営住宅などみどり団地があります。
農林省試験場跡
住所 | 藤崎町大字藤崎字下袋 |
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アクセス | JR五能線「藤崎駅」より車で約7分 |