徳下八幡宮は1653年(承応2年)に村中によって造られ、その後一度大破しています。1676年(延宝4年)と1685年(貞享2年)に再建されたという古記録があり、誉田別命と天照皇太神が祀られています。
1873年(明治6年)、一旦常盤八幡宮に合祀されましたが、2年後の1875年(明治8年)に復社し、その年に村社になりました。徳下八幡宮の境内には、安政5年と明治5年の年号が二重に刻まれている庚申塔や、記念石碑などがあります。
また、正面の鳥居に近い境内には、有名な「イチイ(おんこ)の古木」があります。胴回りが2メートル以上あり、樹齢500年以上ともいわれる古木で、旧常盤村ではイチイを「村の木」に、そしてこの古木を「村指定文化財(天然記念物)」に指定していました。
徳下八幡宮・イチイの古木
住所 | 藤崎町大字徳下字宮本4-1 |
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アクセス | JR五能線「北常盤駅」より徒歩25分 |