藤崎町で「アスパラガス収穫」が無料で体験できることは知っていますか?
収穫体験ができるのは、りんごとアスパラガス農家の召しませ林檎さん。りんご「ふじ」発祥の地である藤崎町のりんご農家から日本国内のりんごの消費拡大に貢献が出来ればと思い「召しませ林檎」ブランドを設立。りんごを使ったドレッシングの商品開発や親子で楽しめるアスパラガス収穫体験など、園地の農作物を使った活動が注目を集めています。
その中でも特に注目されているのがアスパラガス畑を無料で開放した収穫体験。家族で楽しめるレクリエーション活動と食育活動に取り組みたいと始めました。農薬を使わずに育てたアスパラガスなので、子どもでも安心して体験できる、人気のイベントになっています。
どんな思いで収穫体験を行っているのか?収穫体験を始めたきっかけは?召しませ林檎の代表 吉田浩祐さんにお話を伺いしました。
プロフィール:召しませ林檎の代表 吉田浩祐さん
藤崎町出身。これまで小売業や広告業など様々な職種の仕事を経験。約10年前に農家に転身。藤崎町の若手農業従事者を中心に結成した「ワゲモンド」に所属。藤崎町の農産物の販売やPR活動、メンバー交流による栽培技術向上を目的に活動している。常に「農業」をキーワードにして藤崎町を広めていきたい!という思いを持つ藤崎町の若手農業従事者のひとり。
なぜこの活動を始めましたか?
元々使われていない土地を所有していて、農家になったタイミングで「何かに活用できないかなあ」と、漠然と思っていたんです。
そこで母親がこの土地を自由に使ってもいいよ、と言ってくれて。すぐに農協に勤めている友人に相談しました。そしたらピーマンかアスパラガスがいいのでは?というアドバイスをもらったことがきっかけで、アスパラガスを育てることににしました。
ただ、実際に農作業を始めたら、8月になるとりんごの作業が忙しくなってしまうので、アスパラガスが伸びっぱなしになってしまうことも多くなって。それってすごくもったいないと思っていて。それで収穫体験を受け入れることにしたんです。収穫体験が家族で楽しめるレクリエーション活動にもなるし、収穫したアスパラガスを食べてもらえると、野菜を楽しんでもらえる食育にもつながりますしね!子どもたちが喜んでくれるといいなあ、と思いながら、収穫体験の受け入れを行っています。
どんな体験ができますか?
7月下旬~8月中旬に、約1時間の「アスパラガス収穫体験」を行っています。日頃お仕事で忙しいお父さんやお母さんたちに、家族サービス不足を収穫体験で解消して、楽しんでほしいと思っています。25センチ以上のアスパラガスであれば収穫し放題です。ただし、事前予約をしないと食べごろに育ったアスパラガスが残っていない場合があるので、3日前までにはご予約をお願いしています。
おすすめのポイント
収穫のコツとしては、細くまっすぐ伸びているアスパラガスを収穫するのをオススメしています。太いと食べ応えがありそうに思われますが、実は細長いアスパラガスが美味しいんです!
収穫体験以外では、春の収穫時期はふじさき食彩テラスや農協、農産物直売施設ふじの里に出荷しているので、そちらでも新鮮なアスパラガスをお楽しみいただきたいです。
また、アスパラガス以外では、りんごの品種ふじ・王林・ジョナゴールドを使った「りんごファミリードレッシング」も作っています。農作業の合間に製造しているため、大量に生産できず期間も限られていて心苦しいのですが、数量限定販売のプレミアムドレッシングもおすすめです!
詳細情報
園地 | 藤崎町中野目 10アールほどの広さ |
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期間 | 7月下旬~8月中旬 (※収穫状況によっては期間内でも終了する場合がございます) |
募集定員 | 1日1回7~10家族の団体 |
所要時間 | 約1時間 |
準備していただくもの | 帽子、長そで、長ズボン、長靴、汗拭きタオル、飲料水、25センチ以上の定規、万能ばさみ、お持ち帰り用の袋、など。 |
駐車場 | 園地から徒歩10分の駐車スペースをご利用ください(乗用車5~6台駐車可能) |
お問い合わせ | 召しませ林檎 代表 吉田 青森県藤崎町大字中野目字早稲田東1-2 TEL:090-8253-3577 MAIL:yoshida_ringo@yahoo.co.jp |
ふじさき体験 私たちが提供します
藤崎町まち歩きガイド 岩谷さん、幸田さん
藤崎町の素敵な観光地や面白い路地裏、歴史ある神社や城跡を、まち歩きをしながら教えてくれるのが、藤崎町まち歩きガイドさん。藤崎町を熟知したまち歩きガイドさんならではの目線で、様々な名所を案内してくれます。
召しませ林檎(りんご・アスパラガス農家)吉田さん
りんご「ふじ」発祥の地である藤崎町のりんご農家から日本国内のりんごの消費拡大に貢献が出来ればと思い「召しませ林檎」ブランドを設立。りんごを使ったドレッシングの商品開発や親子で楽しめるアスパラガス収穫体験など、園地の農作物を使った活動が注目を集めています。
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PAPA(ふじりんごの木オーナー制・りんご農家)天内さん
2011年の東日本大震災をきっかけに翌年藤崎へUターン。実家のりんご農家を継ぎ農業に勤しむ傍ら、自家農園のりんごを使う商品開発を行っている。2019年から「ふじりんごの木オーナー制」を始め、1年足らずで東京や仙台からオーナーを希望する方が集まり、現在も募集を行っている注目の農家さん。